市民センターの老朽化に伴い建設予定の新文化センターについて、計画されているホールの客席数を増やすよう訴えるため、イベント事業に詳しい市内有識者ら7人が14日、「新文化センターを考える会」を発足させた。代表は市内声楽家の岩崎由紀子さん。
市は今年2月、「見附台周辺地区土地利用計画」で大ホールの規模を約1000席にする方針を示した。
一方、同団体は茅ヶ崎市や藤沢市などの周辺地域の施設規模と差別化できないことや、著名アーティストの集客規模に対応できないことなどから、1400を超える席数が必要との考え。可動式の客席などの設備についても公演者側の立場から意見を出し合いたいとしている。
岩崎代表は発足式で「新しいセンターの在り方に疑問がある」と挨拶。出縄喜文事務局長は「これをきっかけに議論が活性化すれば」と新文化センターの在り方について議論する構え。
市担当者は本紙取材に対し、「普段利用する市民が使いやすいことが基本方針」とした上で「1000席程度でも、市民が一流の文化に触れる機会をつくりたい」と話していた。
新文化センターの着工は2019〜20年度、21年度の共用開始を目標に掲げている。
|
|
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|