平塚にミシュラン1つ星 2店舗が3年連続獲得
日本ミシュランタイヤが今月6日に発売した「ミシュランガイド東京・横浜・湘南」で、平塚市から「樹勢(明石町7の2/【電話】0463・22・1997)」と「天一坊(龍城ケ丘8の3/【電話】0463・35・5678)」の2店舗が1つ星を獲得した。両店は2012年度版に湘南エリアが加わって以来、3年連続の掲載となった。
店主の小山直樹さん(50)が切り盛りする樹勢は、店を構えて17年の和食料理店。「初めて連絡を貰った時は驚いたけど、15年間コツコツ頑張ったご褒美かな」と、顔をほころばせる。
座右の銘は「初心を貫く」。料理人になって32年。師から学んだのは技術だけでなく、「お客様の満足感を大切にする」というもてなしの心意気も受け継ぎ守っている。
「ミシュランに見つけてもらえたのは、通ってくれるみなさんのおかげ。『決して妥協せず、これだという料理を出せ』という師匠の言葉を忘れず、気を引き締めて仕事と向き合いたい」と小山さんは話す。
天一坊は、創業48年の老舗天ぷら店。店主の猪俣潤一さん(45)が父親である先代から受け継ぎ、店を守っている。
店内は元宮大工が設計・施工し、ふんだんに使われた無垢材や神代杉のカウンターなど、随所に先代のこだわりが反映されている。「日本文化を感じさせる店の造りも評価されたのでは」と分析する。
自慢の天ぷらにはこだわりの金胡麻油を使用。常に最高の料理を提供できるよう油は毎日交換する徹底ぶりだ。顧客の好みに合わせた素材を出す臨機応変さも。「季節が織りなす和食のすばらしさを知ってもらえたら」と店主は話した。
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