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平塚版 公開:2014年11月20日 エリアトップへ

湘南ビーチで雪合戦 普及目指し6チームが参加

スポーツ

公開:2014年11月20日

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秋晴れの砂浜で「雪合戦」をする選手ら
秋晴れの砂浜で「雪合戦」をする選手ら

 1998年に公式ルールが制定された北海道発祥の「スポーツ雪合戦」。敵陣のフラッグを取るか、より多く相手に雪玉を当てるかを競う。今月15日、雪のない湘南ひらつかビーチパークで「第1回湘南ビーチ雪合戦大会」が行われた。

 東京都内の社会人サークル「ユキタノ!」が中心となり、関東の雪合戦チームと協力して大会を実現させた。北海道や日本海側の積雪地方では盛んなスポーツ雪合戦だが、それ以外の地域での認知度は低いことから、「ユキタノ!」代表の遠藤雄太さん(30/千葉県在住)は「湘南というネームバリューを借りて関東での認知度を高められれば」と平塚の海岸を会場に選んだという。

 砂浜にロープで区切ったコートに、「シェルター」と呼ばれる防護壁が並ぶ。雪玉の重さと大きさを模したオリジナルのゴムボールを手に相手コートに突っ込む選手、シェルターにはりつき接近戦に挑む選手など多様な攻め方を用いる。「同時に複数の球が飛び交う独特のスポーツ。女性も参加できるし、戦略が多様なところが魅力」と大会実行委員の大塚拓さん(31/都内在住)は話す。

 スポンサーはいない。大会にかかるすべての経費を、チームの参加費でまかなっている。「シェルターを手作りして提供してもらったりと、いろいろな方の支えがあって今日を迎えることができた」と遠藤さんは話す。

 大会に出場したのは、今大会初代王者の座についた「早稲田雪合戦の会」などの経験者チームや未経験者チームも含む全6チーム。今年1月にテレビ番組でスポーツ雪合戦の様子が放送されたことで興味を持ち、参加した藤浦圭司さん(法政大4年)は、番組を見てから関東圏内で出場できる大会を探していたといい、念願の初参戦となった。「野球サークルの友人と出場したが肩を使って投げるだけじゃダメ。相手と仲間の動きをしっかり見て戦略をたてるのがおもしろい」と話し、また参加したいと声を弾ませた。

 スポーツ雪合戦はカナダやアメリカ、ノルウェー、フィンランドなど海外にも普及している。国際大会では、日本が圧倒的な強さを見せているという。遠藤さんは「スポーツ雪合戦は日本発祥の、世界に誇れる文化の一つ。競技への入り口づくりを担いたい」と抱負を語り、継続的なイベントの開催を目指す。

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