神奈川大学レスリング部(吉本収監督)の大賀遥(おおがはるか)選手(経営学部2年)が、フィンランドで8月1日から開かれる世界ジュニア選手権大会のグレコローマン74kg級に出場する。大賀さんは大会に向けて「海外の選手はフィジカルが強いイメージがありますが、同年代には負けたくない」と闘志を燃やしている。
自由ヶ丘学園高(東京都)入学時の部活紹介で、上級生が披露したバク宙がきっかけでレスリング部に入部を決めた大賀選手。在学中に、国体3位の成績を収めて神奈川大学に入学した。吉本監督によれば「普段はおとなしい性格で、試合になるとスイッチが入るタイプ」という。国内予選にあたるJOC杯全日本ジュニア選手権大会(20歳以下)では優勝候補を破る番狂わせを演じて優勝、世界大会の出場切符を勝ち取った。
自身初の国際舞台にも気負った様子はなく、大賀さんは「不器用なので新しい技を習得するよりも、自分の長所を伸ばしたい」と普段通りを強調し、毎日2時間の練習に励んでいる。
大賀選手の出場するグレコローマンはヨーロッパ勢が強く、なかでも74kg以上の中重量級以上は五輪大会などで、日本勢は苦戦を強いられている状況が続いている。吉本監督は「120%の力を発揮して日本勢に弾みをつけて欲しい」と激励し、大賀選手は「前に出る姿勢を忘れず、精一杯頑張ります」と話していた。
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