平塚市は14日、市外から寄せられた「ふるさと納税」に対する返礼品について28品目を追加すると発表した。21日以降の寄付金が対象で、返礼品はこれで24事業所から61品目となる。
ふるさと納税は希望する自治体に納める寄付金をさし、平塚市が名付けた愛称は「#hiratsukagoodふるさと寄附金」。
寄付額のうち2千円を超える部分で所得税と住民税の控除が受けられ、市財政課によると今年4〜6月までに市外から174件・303万5千円が寄せられた。
一方、市外へのふるさと納税により控除されたとみられる、本来市に入るはずだった住民税額は2015年の9400万円から、昨年は1億6769万円に増加。同課によるとこの傾向は続くとみられる。
今回、返礼品に追加されたのは平塚沖で獲れた湘南しらすセット((株)丸八丸)や干物セット((有)高甚商店)、サーフィンスクールの体験チケット(ソエダサーフボードジャパン)といった平塚の魅力の一つである海にちなんだものや、平塚産を中心とした地場野菜・フルーツ詰合せ(八百屋コウタ)などで、市内11事業所から取り付けた。
市が返礼品の発送を始めたのは今年4月から。平塚をPRするシティプロモーションの一環として始まり、14事業所から33品目を取り付けていた。
しかし、県内随一の米どころである平塚の地元米や平塚の海にちなんだ返礼品などは当初含まれず「平塚らしさ」に課題を指摘する声も少なくなかった。
市の担当者は「平塚の地元米として人気のある『はるみ』の導入も調整中で、今後も平塚らしさが伝わるような返礼品を検討していきたい」としている。
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