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最新号:2012年2月 3日号
2010年8月27日号
安心して過ごしやすい学校をテーマに子どもと大人が対話する集い「中井町 学校まえ広場」が18日、同町農村環境改善センターで開かれた。オープンに意見を伝え合いながら新しい知恵を生み出すワールド・カフェという手法で話し合いを行い、理想の学校をつくるには「自分から挨拶しよう」「相手を思いやる」「生徒も先生も親も一体になる」といった考えが集まった。
学校まえ広場は、足柄上いじめ・暴力行為等防止フォーラム2010教育講演会の位置づけで同町教育委員会が初めて主催した。井ノ口・中村両小学校と中井中学校の児童や生徒、教職員、保護者、教育委員など約120人が参加。全国でワールド・カフェの普及や開催支援をしているワールド・カフェ・コミュニティジャパンの香取一昭会長や理事らが講師と進行役を務めた。
参加者は一つのテーブルに4人〜6人ずつ座り、小中学校時代の思い出や学校で楽しいと感じること、困っていること、大人は子どもから学校のどんな話を聞いているかなどについて話し合った。小中学生は「休み時間に友だちとおしゃべりをするのが楽しい」「中村小学校のオープンスペースが好き」「テストが近づいてくると心配」「学校にクーラーがないのが辛い」といった意見を述べていた。また、大人の声には「子どもにインターネットや携帯電話をどのように使わせたらよいかが悩みの種」「子どもとの学校の話は部活動や友人のことが多い」などがあった。
ワールド・カフェは質問ごとにメンバーを入れ替え、全員が話し合っているような一体感を得られるのも特徴の一つ。参加者はテーブルの模造紙に意見やキーワードを自由に書き込み、前のメンバーがどんなことを話していたかを共有しながら3ラウンドの対話をした。
「あなたが誇りに思える学校とはどんな学校ですか」「そのためにあなたができることは」の問いには一人ひとりがカードに意見を書いて貼り出した。「いじめがない、明るく楽しい学校」「友だちを大切にする学校」にしたいと答えた小学生たちからは「ケンカをあまりしない」「休み時間は外で遊ぶ」「高学年として低学年をリードする」「クラスだけでなく、学年や学校全体でふれあう時間を増やす」などと主体性のある実践的なアイデアがたくさん飛び出していた。