住民からの物資被災地へ 足柄上地区
足柄上地域県政総合センターでは管内1市5町の住民や企業から提供された東日本大震災の救援物資が入ったダンボール箱を、4月18日と20日に大型トラック6台分に搭載。地域で集められた品々が地震被災地に向けて出発した。
行政がストックする防災備蓄品による支援は地震発生後に早期に行われていたが、県では市町村の住民にも救援物資の提供を依頼。
足柄上管内でも各自治体で3月28日から約一週間の間に、住民や企業から県が依頼した生活用品が集められた。その後、4月5日までに足柄上合同庁舎にダンボール箱で届けられた。
その内訳は毛布120箱、タオル376箱、紙オムツ(大人用)230箱、紙おむつ(子供用)105箱、マスク105箱、トイレットペーパー233箱、飲料水92箱、官製郵便はがき4箱の計1275箱。県担当課では「短期間の募集にもかかわらず、思っていた以上に住民の方々から多くの物資が提供され大変感謝している」と話す。出発したトラックは自衛隊の指定地まで物資を搬送し、その後、自衛隊により被災地に届けられる。
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3月29日