「二宮独自のルールを」 露木前開成町長が講演
二宮町議会の議会基本条例制定特別委員会は19日、町役場第1委員会室で3回目の委員会を開き、2010年4月から議会基本条例を施行している開成町の露木順一前町長を講師に招いた。露木氏は「地域主権時代と地方議会」をテーマに講演。町議のほか、一般町民の傍聴者も集まった。
露木氏は初めに、東日本大震災の被災地でのボランティア活動を通して感じた課題や立候補した4月の県知事選挙について触れた。
後半では、開成町議会が通年議会を試行導入してから議会基本条例を制定していった取り組みなどを話し、「議会をいつでも開ける通年議会にしたことで、被災者支援の条例を4月に急遽作成することができた」と紹介した。また、地域主権が叫ばれているなか、「二宮町のことは二宮町でルールを決め、議員自らが条例を作る能力を高めていく必要がある」と述べた。
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