おおいそオープンガーデンホーム運営委員会の会長 永嶌 進さん 大磯町 65歳
一生懸命取り組み楽しむ
○…「オープンガーデンは、花の配置や色合いなど常に綺麗に管理していくなど大変ですが、見せる庭づくりは自分の庭を見直すチャンスです」―。花や木をテーマに個人宅の庭や店先で育てた花を公開する『おおいそオープンガーデン』が4月21日(土)・22日(日)・5月19日(土)・20日(日)に行われる。大磯町商工会とともに主催する『おおいそオープンガーデンホーム運営委員会』の会長を務める。花や緑ある潤いのある風景の創出を図り、安らぎの美しいまちづくりに貢献することも目的のひとつとしている。今年は町内54箇所で行われる。「多くの方に協力していただきました。工夫を凝らした素敵で美しいお庭を鑑賞することができます。多くの方に見ていただきたいです」と呼びかける。
○…昭和22年、相模原に生まれる。自然に恵まれた土地で育った氏。「川で泳ぐなど自然という環境が遊び場だった」と子どもの頃を振り返る。土木系の高校を卒業したあと神奈川県庁へ。現役時代は、河川、下水道、道路、橋梁などを担当してきた。現在は秦野戸川公園の園長を務める。「戸川公園は、現役時代に公園の事業化から少し関わっていたこともあり、何らかの形で関わりたいという思いがありました。今、園長として自分がいることに幸せを感じています」と話す。
○…庭に目を向けると、ヨーロピアンホワイトバラアーチと和風庭園が。聞くとアーチは手作りだそうだ。そのほかにも手作りの物は多い。設計から材料調達、加工、組立まで自分でこなす凄腕の持ち主。作りながら「これを付けたら見栄えが良いかな」とアイデアが浮かんでくるという。「ワクワクしながら作っているんですよ」と笑顔を見せる。アイデアが浮かんだらすぐメモに残せるよう出かける時は必ずメモ用紙とペンを持つ。本は様々なジャンルを読む。信条にしていることは『不可能と思う前にできる夢を見る』。
|
|
|
|
|
|
3月29日