消防広域化が本格始動 2市5町で規約締結式
県西地域2市5町(小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町)の消防広域化に伴う、消防事務委託に関する規約締結式が今月17日、小田原市役所で催された。
厳かな雰囲気の中で執り行われた締結式には加藤憲一小田原市長と尾上信一中井町長ら、2市5町すべての首長が参加。これまでの経緯などの説明の後、規約書への署名が交わされた。
首長代表としてあいさつした加藤市長は「生命、財産を守る大きな責任を負う。安全に暮らせる県西地域を目指し、最善を尽くし努力していきたい」とコメントした。
消防広域化は、広域化に伴う消防事務を小田原市が一括して請け負うことで1市5町が承認。2012年度末の運用開始を目指す。
これによって、現地到着時間の短縮、高度な部隊や高性能車両配置による現場対応力の強化などが期待されている。
今後、防災訓練のイベントやホームページ上で各市町住民への周知や新体制に伴う人事などを行っていくという。
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