地域ぐるみで防犯 井ノ口駐在所員らの講演
駐在所員の話を聞く参加者
振り込め詐欺や自動車盗など、身の周りで起きている犯罪と防犯の心得について知る講演会が、中井町立井ノ口公民館講堂で21日に開かれた。井ノ口地区自治会連合会が主催。地域住民およそ90人が集まった。
講演会では、県西地域県政総合センター職員が振り込め詐欺や空き巣の手口、それらの対策などを紹介。空き巣は光や音以外に人の目を最も嫌うといい、「住民の連帯感で犯罪者が近づきにくい町づくりを目指していこう」と述べた。
また、井ノ口駐在所員が同駐在所管内の犯罪発生状況を報告。６月末、施錠していたにもかかわらず、クレーン付きのトラックが盗難にあったという。車上ねらいや金属盗難なども起きており、「畑の脇に軽トラックが止まっているのをよく見かけるが、キーをつけたままにしないで」と注意。振り込め詐欺の電話がかかってきて、気持ちに余裕があれば「騙されたふり作戦」に協力してと呼びかけた。
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