大磯「いそべぇ」 756キャラ中385位 「ゆるキャラグランプリ」の投票受付中
ご当地のマスコットキャラクターがエントリーし、インターネット投票を実施する「ゆるキャラグランプリ」。9月15日に投票が開始された今年の大会には、大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」が参戦している。
756キャラ中、385位。10月16日15時時点での、いそべぇの順位だ。
あくまで投票によって人気を競うものではなく、ゆるキャラを通じてそれぞれの故郷に触れてほしいとの思いから開催されている「ゆるキャラグランプリ2012」(同グランプリ実行委員会主催)。投票期間は9月15日から11月16日まで。大磯町の鳥・アオバトをモチーフにしたいそべぇも9月27日にエントリー。順調に投票者の支持を拡大している。
「大会を通し、いそべぇの認知度を高めていきたい」。こう語るのは、キャラクターづくりを企画した大磯町産業観光課観光推進係の磯崎清彦さん。アオバトのPR、町外の人に向けた同町の広報を目的にキャラクター策定を提案した人物だ。実はいそべぇのデザインは、2年前、磯崎さんが実家のある小田原へ帰省したことに端を発する。
磯崎さんが帰省中に立ち寄った居酒屋で、地元のフリーペーパーを発見。そこには、非公式ではあるが小田原市をはじめとする数々のご当地キャラクターが掲載されていた。「遊び心があって印象的だった」という磯崎さんは、後にそのデザイナーに連絡。そして、電話を受けたデザインオフィス・エム(小田原市)の又野進一氏がキャラクターのデザインを引き受けた。当初は1種類のみを制作予定だったが、アオバトは雄と雌で特徴が異なるため、波を頭上に乗せた雄に加え、アオバトが海水を飲むことから塩味のアイスキャンディーを手にした雌の2種類をデザイン。愛称は今年2月の一般公募を経て、「いそべぇ」と「あおみ」に決定した。
ゆるキャラグランプリの投票期間も残り1カ月。すでに投票したという又野さんは、「この機会に少しでも多くの人に知ってもらいたい」といそべぇの飛躍を願う。
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