大磯・横溝記念まつり 活況呈した節目の10回 千鶴子氏「今後も障害のある方に応援を」
横溝千鶴子記念障害福祉センターで21日、障害者に対する理解を深め、地域交流を促進しようと「横溝記念まつり」が開催された。今年で10回目を迎えたイベントには、町内外から多くの人が訪れ、賑わいをみせた。
午前10時30分から執り行われた式典には、大磯町に寄付金を贈るなど障害者支援に取り組む横溝千鶴子氏が出席。「10周年を迎えることができ大変うれしく思います。今後も、一生懸命がんばる障害者の方々の応援をよろしくお願いします」と話し、寄付金で建設された福祉センターのさらなる活用にも期待を込めた。中崎久雄大磯町長や横溝氏の故郷から加藤修平南足柄市長らも列席し、祝辞を述べた。
記念まつりには、町内外約30団体が出展。バザーや飲食物の販売が行われ、訪れた人々は買い物を楽しんだ。障害者通所施設・かたつむりの家に在籍するメンバーも受付などの運営業務を担当。来場した大磯町在住の女性は、「障害のある方ががんばっている姿に触れることができ、お祭りは地域交流のいい機会」と話す。実行委員長の佐藤政夫氏は、「年々、町外からの来場者も増えており、さらに多くの人が足を運んでくれるイベントにしていきたい」と力を込めた。
今回は横溝氏にちなんだ展示ブースを設けたほか、国府小学校の児童による音楽演奏などが行われ、10周年のイベントに華を添えた。
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