汗して収穫の喜び 中村小3年生が稲刈り
中井町立中村小学校(小林誠校長・児童数222人)の3年生が10月15日、町役場南側の水田で稲刈りを行った。町職員と農業委員が手伝い、児童たちは鎌を握り、腰をかがめて刈り取りに精を出した。
3年生31人は同町雑色の山口英夫さんから指導を受け、総合の学習の時間で米作りについて学んできた。「満月」という品種の餅米の種を春に蒔いて苗を育てるところから始め、苗の生育を観察。田植えや草取りなど一連の作業を体験し、刈った稲は10束ずつまとめて竹竿に干した。男子児童は「とれたお米でお餅ができると思うと今からワクワクする」「脱穀の授業も大切に受けたい」と感想を話していた。
山口さんによると、収穫した米は脱穀すると180kgから200kg程度になるという。3年生はこの米で餅つきをする予定だ。
15日午前中には同じ水田で町立中村保育園の園児たちも稲刈りを体験した。
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