写真で見る蘇峰とその時代 二宮の記念館で生誕150周年展
明治から昭和にかけて言論人として活躍した徳富蘇峰(1863〜1975)の生誕150周年を記念し、二宮町の徳富蘇峰記念館で「秘蔵写真150枚に見る蘇峰の明治・大正・昭和写真展」を開催している。
同館が所蔵する3千点以上の写真のなかから、生誕150周年にちなんで未発表のものを中心に150点を厳選。蘇峰と静子夫人、弟・蘆花、自動車のある情景、聴衆を魅了した演壇、二宮の蘇峰堂、蘇峰が学んだ同志社の80周年など14のテーマに分けて、15歳から95歳で生涯を閉じるまでの蘇峰と彼が生きた時代を紹介している。講演旅行に静子夫人を伴って撮影した写真もあり、「当時としては珍しい夫婦同伴での行動やレディーファーストといった考えなど、蘇峰が師と仰いだ新島襄とその妻八重の関係を手本にしたのかも」と同記念館の塩崎信彦さんは話す。展示は来年6月30日(日)まで。
開館時間午前10時から午後4時まで。月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館・火曜日が休館)。入館料/一般700円、高校大学生500円、中学生以下無料。問い合わせは【電話】0463・71・0266。
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3月29日