神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

大磯 町民が行政評価に初参加 来年度の6事業について討論

公開:2012年11月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
担当職員に質問する公募町民
担当職員に質問する公募町民

 大磯町は保健センターで23日、2013年度事業に関する行政評価委員会を、一般公開で実施した。今年で3回目となる行政評価には、町民が初めて参加。評価委員、各事業の担当職員らと討論した。

観光事業は最低評価

 来年度に実施する事業の予算を編成する上で、学識経験者らが審査を行う行政評価委員会。今回から公募した町民4人が加わり、障

害者医療費助成や街頭消火器更新など6つの事業に対し、自らの考えを述べた。 初めて行政評価の対象となった産業観光課の観光啓発・宣伝事業では、まず担当職員が今年度に実施したイベントなどの観光推進策と、その効果を発表。続いて、3人の評価委員や公募町民が担当職員と質疑応答を行った。評価委員会・諸坂佐利委員長からの「新規観光客を獲得するためのPRが足りないのでは」といった指摘に加え、公募町民から「何を主軸にPRしていこうとしているのかわからない」などの声があがった。

 討論を踏まえ、評価委員が下した結果は、4段階で最も低い「事業の休・廃止」。今回の結果は町の最終判断となるわけではないが、評価を参考に、今後見直しを進めていく。

ほか5事業は見直し対象に

 そのほか、障害者医療費助成、小児医療費助成、火葬料補助金交付、耐震改修補助、街頭消火器更新については、「事業の見直し」となった。

 昨年施行した同町自治基本条例の町民参画による行政評価に則し、一般町民が初めて参加した今回の委員会。「課題を職員だけが抱えるのではなく、町民や民間企業と一体となって解決できるよう、町から発信していってほしい」と公募町民の仁科早苗さん。傍聴に訪れた岩田全弘さん(76)は町に対し、「外部の意見を取り入れながら、意識を高く持って取り組んでほしい。そのためにも、こういう議論の場は今後も設けていくべき」と話した。
 

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

絵本で地元の魅力発信

大磯中学校

絵本で地元の魅力発信

生徒有志が図書館に寄贈

4月19日

新名物に「高麗キムチ」

大磯町

新名物に「高麗キムチ」

地名から縁広げ商品化

4月19日

大磯在住 勝倉さん世界V

障害者プロサーファー

大磯在住 勝倉さん世界V

グランドチャンピオン目指す

4月12日

コロナ経て秘仏開帳

大磯町慶覚院

コロナ経て秘仏開帳

稚児行列も実施

4月12日

地元二宮でMV撮影

HANDSIGN

地元二宮でMV撮影

町民ら150人がエキストラ

4月5日

拾ったごみは「海箱」へ

拾ったごみは「海箱」へ

大磯サーフィン協会が設置

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook