高齢者の事故防止に重点 20日まで交通安全運動
「無事故で年末、笑顔で新年」をスローガンに、年末の交通事故防止運動が12月11日から始まった。交通量や飲酒の機会が増える時期、各地で交通指導取締りの強化や啓発活動などを今月20日(木)まで実施する。
初日には旧滄浪閣前の国道1号線と二宮町の県道秦野二宮線でキャンペーンが行われた。大磯地区交通安全協会と安全運転管理者会、交通安全母の会の関係者や大磯署員らが、赤信号で停止したドライバーにチラシとマスクなどの啓発物を配り、「安全運転に努めて」と訴えた。
運動では飲酒運転の根絶、歩行者と自転車の交通事故防止、シートベルト着用の徹底などを重点項目に設定。期間中は国道1号線三沢橋の信号と二宮町生涯学習センター前で平日夜間の街頭監視が行われている。
県警の統計によると、10月末時点の交通事故による高齢者の死者数は43人(前年同期比6人増)。大磯署管内では高齢者が関係する人身事故は減少しているが「全事故に占める高齢者事故の割合が県平均より高い。高齢者へ向けた安全教育が今度も必要」と同署。
二宮の簑島さん交通栄誉章
地域の交通安全に顕著な功績があった人と団体、無事故無違反のドライバーを称える、交通安全功労者・優良運転者表彰式が8日、大磯警察署講堂であった。二宮町の簑島源一郎さんが優良運転者として県警本部長・県交通安全協会長連名表彰を受章。長年にわたり模範運転を続けてきたことで全国交通安全協会長表彰にあたる交通栄誉章「緑十字銅章」の伝達を受けた。
また、大磯署管内の10人が県交通安全協会長表彰。二宮町立一色小学校が大磯地区交通安全協会長による表彰を受けた。
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