大磯一周駅伝 中丸Aが2連覇 監督「地域の協力が実を結んだ」
第59回大磯一周駅伝大会が1月20日に行われ、中丸Aチームが1時間21分36秒で2年連続の優勝を飾った。運動公園を発着点とする7区間22・55Kmで競われた大会には37チームが参加し、大磯町内を選手たちが力走した。
大会史上初となる白バイが先導を務めた今大会は、1区で先頭に立った生沢鷹取RCが2区まで首位をキープ。しかし、3区で中丸Aの佐藤司郎さん(21)が3位で襷を受け取ると、区間2位の快走で2人を抜いてトップに。4区から7区までの選手が区間4位以内の走りで、そのまま逃げ切った。1分3秒差の2位に生沢鷹取RC、同2分25秒差で大磯中学校野球部Bが3位に入った。
町内会一丸で選手を支援
「大会には出ない中丸地区の人々の支えが実を結び、優勝につながった」
レース後、斉田登監督がこう語ったように、Bチーも含めた「チーム中丸」には、地域の強力な後押しがあった。大会1週間前にコースを試走した際は、町内会の人々が車で伴走してドリンクや着替えを手渡し、ランナーに炊き出しを振る舞ったという。前出の佐藤さんの兄で、アンカーを務めた遼一さん(24)は、「地域の結束を深めるいい機会」と話し、大磯へ引っ越してきた5年前から家族で参加している。
また、初出場の浜名道場チーム・澤里音次郎くん(国府中3年)は「みんなで襷をつなげて楽しかった」と笑顔を浮かべた。
区間賞は以下の通り(敬称略)。1区/吉村元気(生沢鷹取RC)、2区/矢島剛(西小磯西)、3区/松村翔太郎(大磯中野球部B)、4区/奥村祐太(大磯町消防署)※区間新、5区/渡邉達樹(西小磯西)、6区/田中恭平(中丸A)、7区/勝又光希(生沢鷹取RC)。
|
|
|
|
|
|