菜の花満開で賑わう 吾妻山公園に水仙も
菜の花が満開になった吾妻山公園（１月20日撮影）
例年に比べて１週間から10日ほど開花が遅れていた吾妻山公園（二宮町）の菜の花が満開を迎えた。散策路脇では水仙が芳香を漂わせている。寒さがやわらいだ１月20日は大勢の家族連れや写真愛好家が集まり、富士山や相模湾などの眺望とともに菜の花観賞を楽しんだ。
夫婦と子ども３人で訪れた山下耕生さん（平塚市）は「毎年、ちょっとした登山気分で菜の花を見に来る。ここからの眺めは最高」と弁当を広げたり、菜の花を背景に写真を撮ったりして休日を過ごした。この日は吾妻山のふもとの梅沢旧東海道で「よさこいパレート」があり、駅前町民会館で催された地場産品販売会も賑わった。
１月14日に関東で雪が降ったが、二宮は積雪がなく、「菜の花が無事でほっとした。これからも次々に咲くので何度でも見に来て」と公園管理事務所の係員。
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