銀座の屋上で落花生栽培 大磯の渡辺さんが指導
銀座三越屋上にあるテラス農園で5月22日、京橋築地小学校の児童を招いて農業体験会が行われた。農作業を通して食べ物を作ることの大切さを学び、自然とのふれあいを深めようと、同百貨店とNPO銀座ミツバチプロジェクト、農業生産法人が実施。大磯町の農家渡辺尭さんと湘南ミツバチクラブ代表の三好正則さんがこれに協力し、4年生64人へ落花生の植え付けを指導した。
渡辺さんは日本で最初に落花生栽培を手がけたといわれる渡辺慶次郎(1841〜1914)の系譜にあたる。ミツバチが生息しやすい環境づくりと養蜂に取り組む同プロジェクトへ三好さんが渡辺さんを紹介。2年前から銀座の屋上農園で共に落花生栽培を手伝っている。
農業体験ではサツマイモやナス、ミニトマトなどの野菜とハーブの苗も植えた。落花生の収穫は10月頃を予定。渡辺さんは「銀座の農園は土が硬く、器量のよい色白の落花生ができる。収穫が楽しみ」と話す。
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