防犯活動に功労表彰 二宮の町民団体など
防犯意識の高揚や地域の安全活動に貢献したことが認められ、二宮町のボランティア団体にのみやアクティブクラブ(須藤稔代表)が、関東防犯協会連絡協議会会長と関東管区警察局長の連名による特別功労表彰を受けた。 2者連名の功労賞は県内の連合自治会と自主パトロール組織、防犯指導員など4団体26人に贈られた。大磯警察署管内の団体としては初の受賞という。
9月6日に県立音楽堂で県防犯協会連合会(会長/黒岩祐治知事)と県警が主催する地域安全県民のつどいがあり、須藤代表らが表彰状を受け取った。
同クラブは結成14年目。メンバー19人が登下校時の児童生徒の見守りや落書き消し、ごみ拾い、二宮高校と合同での交通安全活動などを行っている。
9月上旬、二宮駅東側の東海道線高架下と県道の壁面に落書きが見つかり、同クラブがJRに報告。12日にメンバー11人が集まり、JR管轄外にあたる県道沿いの落書きを消した。これまでに行った落書き消しは約380件になるという。
落書きのない町は犯罪が起きにくいといわれる。代表の須藤さんは「(表彰は)コツコツと活動してきたことが地域の人に認知されたのだと思う。今後も安心、安全なまちづくりの一助になれば」と話す。
また、二宮町の中里ゆめクラブ(大勝修会長)と大磯警察署地域防犯連絡協議会の岩田全弘会長、大磯町の高麗防犯パトロール隊曾根田純一郎代表が県防犯協会連合会会長・県警本部長連名功労賞を受賞。大磯町・二宮町防犯指導員連絡協議会の加藤敏夫さんに連合会長感謝状が贈られた。
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