『二宮の洞窟陣地』文化賞入選 町民団体の調査報告書
二宮の町民グループ「戦時下の二宮を記録する会(赤羽興三郎代表)が町内に現存する戦争遺跡について調査した報告書『二宮の洞窟陣地』が、第16回日本自費出版文化賞の地域文化部門で入選に選ばれた。
同賞は社団法人日本グラフィックサービス工業会(吉岡新会長)とNPO法人日本自費出版ネットワーク(中山千夏代表理事)が主管。2000年以降に国内で出された自費出版本を募集対象とし、地域文化・個人誌・小説など7部門に全国から642点の応募があった。10月12日に東京都内で表彰式が行われ、編集に携わった記録する会のメンバーが賞状を受け取った。
同会は2006年11月から約3年半かけて、太平洋戦争末期に吾妻山や丘陵地などに掘られた陣地と壕93カ所を調査。豊富なカラー写真と断面図なども掲載し、1冊にまとめた。A4判204ページ。領価1500円。二宮町内の伊勢治書店と吉田屋書店、大磯町の出口書店で取り扱い。
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