黄金色の実りに感謝 二宮の神饌田で抜穂祭
神前に供える米を収穫する神事の抜穂祭が川勾神社の神饌田(しんせんでん)で10月10日に執り行われた。二宮町中里にある約1反(300坪)の水田では、伊勢神宮から譲り受けたイセヒカリの籾(もみ)種で育った稲が黄金色の穂を実らせた。奉耕主の西山家と宮司、神社役員など関係者20人が参列。鎌で稲を刈り取り、豊穣に感謝した。
猛暑の中、草取りなどの手入れをした西山美佐江さんは「9月の台風で稲が倒れる被害もなく、無事に実った。家族が元気でいられるのも神様が守ってくれるおかげだと感じる」と話す。
13日に同神社の例大祭があり、刈った稲は神輿に捧げられた。11月の新嘗祭でも献上される。
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