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メガソーラーの安全祈願 中井町南部で造成中

公開:2013年12月27日

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整備工事の無事安全を祈願する参列者たち
整備工事の無事安全を祈願する参列者たち

 県西地域で最大規模の太陽光発電所となる中井町南部地区メガソーラー事業の安全祈願祭が12月18日に同事業用地で行われた。造成工事はすでに10月から始まっており、2015年3月完成、同年4月稼働を予定している。

 安全祈願祭には中井町の尾上信一町長と事業者であるスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(東京都品川区)の深見正敏代表取締役、県住宅供給公社の猪股篤雄理事長ほか工事関係者ら約50人が参列。神官が祝詞をあげて四方を祓い清めた後、尾上町長と猪股理事長が鎌で草を刈る所作をする刈初の儀を行った。続いて鍬(くわ)入れと鋤(すき)入れがあり、参列者がメガソーラー発電所整備工事の安全を祈願した。

 深見代表取締役は「発電所が地域の人々から愛される施設となってから、メガソーラーが成功したといえる。中井町のシンボルになることを期待する」と話した。また、尾上町長は「町内でメガソーラー事業がスタートしたことを嬉しく思う。2年後に発電施設が順調に稼働できるよう願う」と祝辞を述べた。 

 同事業は、県が進める「かながわスマートエネルギー構想」の一環。県道秦野二宮線の西側に位置する、同町井ノ口ほかの19・26haで10月から整備が始まった。県住宅供給公社と同町などが保有するこの土地をスパークス・グリーンエナジー&テクノロジーが20年間借り受けて約3万9千枚のソーラーパネルを設置し、発電所を運営する。

 太陽電池の出力規模は10メガワット。一般家庭およそ2800世帯が使う電力量に相当する約1千万kw時の年間発電量を見込む。発電した電力は電力会社が買い取る。

 造成工事で伐採した木は公社の団地再生事業で床材や壁材に利用される。
 

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