鍛錬の成果を披露 大磯署で武道始式
剣道の勝ち抜き試合を披露する選手
大磯警察署（沢田美喜夫署長）は１月16日、新年恒例の武道始式を行った。中崎久雄大磯町長と坂本孝也二宮町長、県の防犯ビデオに出演している俳優の金田賢一さん、防犯や交通安全といった地域の関係団体の代表など多くの来賓が出席。沢田署長が署員に「治安を守り、悪に敢然と立ち向かうには体力と精神力が必要だ。日頃の訓練の成果を見ていただく絶好の機会。警察官らしく正々堂々と戦ってほしい」と訓示した。
署員の士気を鼓舞するような迫力ある和太鼓の演奏に続いて、剣道と柔道の勝ち抜き戦、逮捕術の試合などが披露された。剣道五人掛けでは、神奈川県警強化選手で昨年の全日本剣道選手権大会に出場した亀井隼人六段に署員５人が対戦。亀井六段の素早い剣さばきに出席者から「おおー」と感嘆の声があがった。
また、平塚市内で指導者としても活躍している格闘家尾崎圭司さんが登場。同署員とともにテコンドーの型と組手、跳び蹴りによる板割り、拳でブロックを突いて割る演武を見せた。
講堂では書や写真、手芸など警察官と警察職員らによる作品展も催された。
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