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全国都道府県対抗駅伝 大川君と松村君が快走 過去最高の9位入賞に貢献

公開:2014年1月31日

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大川一成君(左)と松村翔太郎君
大川一成君(左)と松村翔太郎君

 広島県で1月19日に行われた第19回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、大磯町から大川一成君(国府新宿在住・藤沢翔陵高校3年)と松村翔太郎君(大磯中学校3年)が出場し、同大会で神奈川県の過去最高となる9位入賞に貢献した。

 広島市平和記念公園前発着の7区間48Kmで競われた同大会では、全国各地から強豪選手たちが集い、各都道府県代表としての誇りを胸に襷をつないだ。

 大川君は、昨年9月に同大会標準記録をクリアし初出場を決めた。実は2年生の時にも標準記録を突破し出場予定だったが、大会4日前に足をけがして出場が叶わなかった。「今年は絶対走る」と強い気持ちで臨んだ同大会では、スタートの第1区を任された。

 高校の大会でも「毎回1区を走る」という大川君。心地よい緊張を感じながら、号砲とともに飛び出す。「スピードレースになりやすい」という同大会だけに、「とにかく先頭集団についていく」と強く自分に言い聞かせた。大会前の練習でも、あえて普段よりも早いペースで走り込み、スピードを体に馴染ませた。駆け抜けた1区は17位。「10位以内に入りたかったけれど、タイムは良かった」と笑顔で振り返る。

 レース後半の第6区を任された松村君も同大会は初出場。だが、チームの皆が力走する姿に「緊張よりも気合が入った」という。

 走る前にはこまめに順位を確認し、前走の小町昌矢選手から襷を受け取る。「絶対順位を落とさない」と決意を固め、3Km先の中継所を一心に目指す。普段はトラック競技が多いため、ロードの固いアスファルトに苦しんだが、受け継いだ襷に染み込む仲間たちの汗と思いが「変な走りはできない」と情熱に変わる。松村君の指導にあたる白石稔教諭も「持ちタイムは良いので、普段の力が出せればいい結果が出せるはず」と言う通り、順位を4位にあげて最終7区の鈴木悠介選手に襷をつないだ。

 松村君は個人種目での大会出場が多く、駅伝の経験は少なかった。しかし今回の大舞台での活躍に「本当に楽しかった。すごいメンバーと一緒に走れて嬉しい」と満面の笑みを見せる。

 同大会神奈川県の最終順位は9位。だが昨年の38位から一気に躍進し、2007年に記録したこれまでの最高位だった14位を大きく更新した。

 大川君と松村君は、2月9日(日)に行われる市町村対抗かながわ駅伝競走大会で再びチームメイトとして襷をつなぐ。「町村の部で優勝したい(大川君)」。広島での興奮と感動を神奈川でも―。期待は高まる。

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