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若者が作る大磯の歌 チャレンジライブで合唱も

公開:2014年3月21日

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作曲した三橋さん(右)、作詞した加藤さん(左)とチャレンジライブリーダーの小島さん(中央)
作曲した三橋さん(右)、作詞した加藤さん(左)とチャレンジライブリーダーの小島さん(中央)

 20歳までの若者たちによる音楽イベント大磯チャレンジライブで、参加者たちが大磯をテーマにした歌を作り、3月16日に町生涯学習館で行われた第3回の同ライブで初披露された。ライブの最後には出演者だけでなく来場者も加わって会場全体での合唱も行われた。

 大磯チャレンジライブは、大磯町青少年指導員連絡協議会が主催。音楽を通して若者の健全育成を図るため3年前に始まった。ライブのテーマソングとして作られたこの曲のタイトルは「to be continued」。青春時代の揺れ動く心と生まれ育った町を描いた歌詞を、柔らかなメロディーで歌う。

 作曲を担当したのは、ライブの第1回から参加している三橋真人さん(尚美ミュージックカレッジ専門学校2年・大磯町在住)。昨年11月、ライブを担当する大磯町生涯学習課から「大磯をテーマに、ライブの時に皆で歌えるオリジナルソングがほしい」と依頼され、二つ返事で快諾。「自分は今年20歳。今回で最後のライブだったので、これからもチャレンジライブが続いてほしいという思いを込めて作りました」と三橋さんは話す。普段はロックやメタルといった激しい音楽を多く作るが、今回は誰でも歌える曲にするため、合唱曲のように「覚えやすく、わかりやすいメロディー」にこだわったという。

 できあがった曲に歌詞をつけたのは、加藤久枝さん(立正大学2年・大磯町在住)。3年ほど前から作詞で三橋さんに協力しているという加藤さんは、独学で書き溜めていた自分の歌詞ノートから言葉を選び、試行錯誤を重ねて歌詞を作った。「自分の大磯愛をぶつけた歌」と笑顔で話す。

 ライブのリーダーである小島瑠菜さん(大磯高校2年・二宮町在住)は「依頼したらすぐに曲を作ってくれて、私の周りに歌を作れる人がいなかったので、できあがった曲を聴いて驚きました」と話す。

 同課では「来年の第4回以降もこの歌をライブで受け継いでいけたら」と話す。なお、チャレンジライブの様子とあわせ、ユーチューブなどでこの曲の動画配信も検討しているという。

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