県と協定締結へ
再建工事が進められている旧吉田茂邸
旧吉田茂邸再建事業に関する協定の締結についての議案が３月18日に開かれた大磯町議会定例会に提出され、賛成多数で可決された。
旧吉田茂邸は平成21年３月に焼失し、再建に向けて大磯町が町有施設として24年〜25年度に設計を担当。26年度以降は神奈川県が建物の再建工事を受託する計画となっていた。
今回の協定締結はその流れに沿ったもの。期間は協定締結の日から平成28年３月31日までとなっており、協定金額は総額５億１０４８万６千円、26年度分１億３７８３万２千円。
吉田茂の養父・吉田健三が明治17年に別荘として建築したことが始まりといわれている旧吉田茂邸。吉田茂は89歳で死去した昭和42年まで、この邸宅で過ごしている。
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