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慶覚院 仁王門が落慶 5年かけ完成

公開:2014年4月25日

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完成した仁王門の前で行われた記念撮影
完成した仁王門の前で行われた記念撮影

 大磯町高麗にある慶覚院(大磯町高麗2の9の48)の仁王門が完成し4月20日、同寺で仁王門落慶々讃大法会が行われた。溝江光運大導師や秦良淳住職らによる除幕式が行われ、町指定文化財である木造仁王立像が一般に公開された。

 大法会には、河野太郎衆議院議員や中崎久雄大磯町長など来賓が駆けつけ、同寺の檀徒や近隣の住民など多数の参加者が集まり仁王門の完成を祝った。

 除幕式の前には、稚児雅楽行列が生涯学習館から仁王門まで雅な音色を奏でながら歩いた。この日は、勇壮な山神輿で有名な高来神社の春の例大祭の期間でもあり、同寺周辺は多くの人で賑わっていたため、鮮やかに着飾った子どもたちの姿にカメラを向ける人々も見られた。

 除幕式では、溝江大導師や秦住職らによって仁王像にかけられた白い幕が下ろされ、仁王像が披露された。その後は焼香や献花が行われ、仁王門落慶法要では十方念仏や大師法号などが厳かに行われた。

 なお、同寺の仁王像は今後も一般に公開され、自由に見ることができるという。

仁王像は今後も公開

 慶覚院は1613年(慶長18年)創建。当時は大磯町の北下町にあり、高麗寺の末寺だった。1890年(明治23年)に大磯町の南下町で大火があり、檀家が多かった高麗地域に移った。境内に植えられた梅や水仙が美しい寺としても知られる。

 公開された木造仁王立像は、江戸時代初期の仏像といわれ、2000年に修復が行われている。

 仁王門の建設には5年の歳月がかかっており、これまでは大磯町の郷土資料館で保管されていた。

鮮やかな稚児雅楽行列
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