「市民発電所」が誕生 大磯エネシフトが設置
自然エネルギー普及事業を行う有志団体「大磯エネシフト(岡部幸江理事長)」の第1号となる市民発電所が発電を開始し、4月21日に点灯式が行われた。
同団体は昨年12月に活動を始め、原子力発電所に頼らないエネルギーのあり方を広く周知する講演会などを行ってきた。
近年、全国的に市民参加による発電施設が増加していることを受け、大磯町内での「市民発電所」設置に取り組んできた。
発電所は大磯町大磯のマンションの屋上に設置された。一面に敷かれた太陽光パネルで15kwの発電を行う。点灯式では、実際に発電した電力を使用して電球を点灯させたほか、コーヒーを作りメンバーたちで味わうなど、自然が生み出す電力を体感していた。
岡部理事長は「市民が自分たちでエネルギーを作る機運が全国で高まってきている。電気を地域で作り、地域で使う仕組みを作っていけたら」と話す。同団体では今後、環境とエネルギーをテーマに学習会や講演会を行う予定だという。
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3月29日