2年に一度の船形山車 大磯で御船祭
700年余りの歴史と伝統を持つ大磯町の御船祭が7月20日(日)に開催される。
その昔、大磯浦の漁師が漁に出ると、光り輝く海の波間から一匹のタコが現れ、そのタコが船にあがると千手観音に姿を変え、高麗寺に奉納されたという照ヶ崎海岸にまつわる伝説に由来する祭。高来神社の夏季例大祭であり、同神社の御霊を乗せた神輿を先頭に、各町の神輿が練り歩く。
今年は美しく飾られた2艘の船形の山車をひく年にあたる。水引や幟などで鮮やかに飾り立てた山車が大磯の夏を盛り上げる。
神輿は午前6時に高来神社を出発する。神輿渡御では高麗権現の渡来や千手観音が海中から見つかったことを伝える舟唄と木遣り唄も披露される。正午頃、神輿が照ヶ崎プール前に到着した後、大磯港駐車場八大竜宮前の祭場で神事を執り行う。前日19日(土)には宵宮が行われる。
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