二宮町 初期消火資機材を全地区に配備
訓練で放水を体験
二宮町では今年度、町内全20地区に移動式初期消火資機材（スタンドパイプ）を配備した。この機材は消火栓に直接つなぐことができ、初期消火活動ができるようになっている。
８月24日（日）に町内で開催される総合防災訓練のなかで、各地区の自主防災組織がスタンドパイプを活用した初期消火訓練を行うことを前に、町内では地域住民を対象に消火訓練も行われており、参加者からは「思ったよりも水が遠くに飛んで力強い」「この装置に蛇口が付けば、給水も可能ですね」などの声もあがっていた。町防災安全課では「災害時に多くの火災が発生した場合は、消防署や消防団だけでは対応が困難。地区の皆さんの力をお借りして被害を最小限に抑えたい」と話す。
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