暴力や誘拐、いじめなどから子ども自身が身を守るための方法を学ぶワークショップ「CAP(子どもへの暴力防止)プログラム」(Child Assault prevention)が、二宮めぐみ幼稚園(松浦芳文園長)で開催された。
暴力のない社会を目指して人権啓発活動に取り組む「NPO法人エンパワメントかながわ」が主催した。同法人のスタッフが講師を務め、年長園児約50人を対象に18日〜20日の3日間、歌や人形劇、実践を通して自由に生きる権利や危害を防ぐための自己防衛策などを伝えた。
19日は、知らない人に声をかけられたり連れ去られそうになったりした時の対処法を、人形劇を観ながら体験。園児は不審者との安全な距離の取り方や、体をつかまれた時の振り払い方、「うおー」と叫び声をあげながら逃げる練習などに取り組んでいた。
近年、幼児が巻き込まれる犯罪が増えていることから、「小学校に進学すると子どもたちの行動範囲が広がる。大切な自分を守るための自衛手段を知ってもらうきっかけになれば」と同園は話している。
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