対談企画 大磯・二宮の地方創生へ 古沢時衛県議・三原じゅん子参議院議員
地元選出の自民党議員である古沢時衛県議会議員と三原じゅん子参議院議員が対談を行った。県政における取り組み、人口減少への歯止めや経済再生などの課題に向けた方策、中郡の将来について語った。
三原 昨年の総選挙では、仲間の応援に全国を飛び回った河野太郎代議士の代わりに選挙区をしっかり守っていただき、ありがとうございました。
古沢 河野太郎代議士の平塚・中郡後援会の後援会長を仰せつかっているものですから、万が一のこともないようにと必死でした。
三原 そのために寒い中で頑張られて年末に腰痛でダウンされてしまったとか。
古沢 選挙中にピリッときたのですが、そのまま休まずに街頭演説などを続けたものですから、年末に動けなくなりました(笑)。もう大丈夫です。
手話言語条例など議員提案で制定
三原 河野太郎さんと言えば、福島事故の前から原発政策に警鐘を鳴らしてこられたわけですが、その後援会長である古沢県議が議長の時に再生可能エネルギー条例が制定されました。
古沢 太郎さんががんばっているのに、その地元の神奈川が何もしないわけにはいかないという気持ちもあり、議員提案で条例をつくりました。条例の前文には、「原子力発電に過度に依存せず、将来にわたり安全で安心して利用することができるエネルギーを安定的に確保する」と明記しました。
三原 古沢県議の自民党神奈川県連の政調会長としての医療や社会保障の分野での活躍は、党本部まで聞こえています。神奈川県では古沢県議のリーダーシップで手話言語条例や歯及び口腔の健康づくり推進条例も議員提案で成立しています。また、黒岩知事が准看護師の廃止を打ち出して県医師会と意見が食い違ってしまった時に、両者の間で調整をされました。
古沢 向いている方向が同じでも、目指している時期が違っていたりすると、あたかも違う方向を向いているように見えたりもします。
子育て支援強化「産後ケア」導入を
三原 神奈川県の医療行政に関しても、積極的に動かれていますね。
古沢 たとえば二宮町では産科がなくなってしまって、子育ての前に子どもを安心して産めるような体制づくりが必要です。他地域の産科や周辺自治体の病院と連携して、出産をしっかりとサポートできる体制を作ると同時に、出産直後の母親への身体的・精神的なサポートのための「産後ケア」を全県で提供できるように検討しています。
三原 神奈川県では相模川以西の人口減少が目立っています。出生率の向上策も必要ですね。
古沢 地価の下落が長く続き、住宅ローン金利も下がっているので横浜や川崎といった都心に近いところでも家を買うことができるようになりました。その結果、湘南からも都心回帰が起きています。中郡でも結婚、出産、育児と切れ目ない総合的な子育て支援策を強化して、子育てしやすい環境をアピールしていくことが必要です。
女性が輝ける社会
三原 国も子育て支援のために新制度を導入していきます。
古沢 それを活用して女性の職場復帰をしっかりとサポートしていきます。子育てで休職中の方への所得保障にも繋げていければと思っています。
三原 安倍内閣は「ウーマノミクス」、経済を活性化していくためには女性の力が欠かせないと女性の登用を各界に積極的に働きかけています。
古沢 女性が仕事と家庭を両立するためには、男性がまず、しっかりと仕事も家庭も両立させることが必要です。中郡も三世代で子育てをやれる環境をしっかり作っていきたいですね。
大磯が目指す観光の第四の核
三原 古沢県議は、大磯の旧吉田邸の県立公園化の立役者と伺っていますが、ようやく焼失した邸宅の再建が始まりますね。
古沢 大磯が神奈川県の観光の第四の核となれるよう、大磯に残された様々な財産をしっかりと活用していきます。
三原 そのためにもさがみ縦貫道路の開通と134号の四車線化は大いに役に立ちますね。さがみ縦貫道路の開通よりも一日でも早く四車線化を実現させようと古沢県議がご尽力されたとよく河野代議士が話をしています。
古沢 吾妻山の菜の花や左義長、国府祭など大磯、二宮にもいろいろな観光資源があります。ぜひ、中郡にも足を運んでください。
三原 ありがとうございます。
【企画・制作】自民党中郡第一支部 連絡先【電話】0463・73・4649
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希望と安心のまちづくりへ3月29日 |
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