二宮町在住の守屋滋記選手(43)が4月に行われた第11回フリーダイビング・インドアカップ2015in館山で総合優勝し、6月19日からセルビアのベオグラードで開催される世界大会個人戦に日本代表として出場することが決まった。インドアカップ館山は国内最大の室内フリーダイビング競技大会。守屋選手は昨年も同大会で総合優勝を果たしている。
守屋選手が出場した競技はダイナミックウィズフィン男子(フィン有り。呼吸を止めて水平に何m潜水できるかを競う)とダイナミックウィズアウトフィン男子(フィン無し)、スタティック男子(呼吸を止めて水面に浮いている時間を競う)の3種目。その内2種目の記録が競われた。守屋選手はフィン有り競技は166mで2位に甘んじたものの、フィン無し競技では今季国内最高記録となる144mを泳いで総合優勝に輝き、世界への切符を得た。
守屋選手は26歳まで海上保安庁に務め、現在は看護師として茅ヶ崎市内の病院に勤務。世界大会には自費での参加になるという。
5月13日に村田邦子二宮町長を表敬訪問した同選手は「フィン無しが得意種目。150mが決勝に進めるかどうかの分岐点になるので、それ以上を目指したい」と、抱負を語っていた。
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