JA湘南が運営する農産物直売所「あさつゆ広場」で今月から、地場産ミカンを使用した新商品「湘南みかんジュース」の販売が始まった。
これまで規格外の果実は、全農が販売するジュース「みかん畑100%」に加工されていた。ミカンの低価格化が進む中で生産者の手取り向上を図りたいと、平塚市・大磯町の柑橘類を取り扱うJA湘南柑橘選果場出荷組合が中心となり、昨年夏から開発が始まった。生産から加工、販売までを全てJA湘南管内で行い、規格外のミカンを使用。甘味料や香料などの添加物を一切使わず、果汁100%の風味そのままの味にこだわった。
今回の新商品は、ミカンの銘柄ごとに絞った「厳選ジュース」。管内では、酸味が少なく強い甘みが特徴の「大津」、コクのある甘さとほどよい酸味が特徴の「青島」の2品種を生産しており、両種とも1本(500ミリリットル)600円で販売中。担当者は「新たなご当地商品として、地域を問わず愛される商品になってほしい」と話した。
問合せはあさつゆ広場(平塚市寺田縄424の1)【電話】0463・59・8304へ。
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