中井町の豊かな自然のなかで種まきから収穫まで一連の農作業を行う「なかい里山農業体験」が13日にあり、町内外の家族ら12組約30人が田植えをした。町役場そばの約500平方メートルの水田で参加者たちが横一列に並び、神奈川県の推奨品種であるキヌヒカリの苗を丁寧に植え込んだ。
藤沢市から両親と参加した永冨佳方(かなた)さん(小学6年)は「以前参加した時はカエルを捕まえていたけれど、今年はしっかり田植えをすることができた」と話し、秋の実りを期待した。次回は田んぼの草取りとブルーベリーの収穫をする予定だ。
同町が実施する今年度の農業体験には、稲作コースとサツマイモや大根、長ネギ、落花生などの露地野菜を栽培するコースに合わせて53組が集まった。
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