大磯町の小学生が色々な仕事を体験し、社会の仕組みを学ぶイベントが10月25日、大磯小学校で開催された。「ぷちおおいそ」と名付けられたこのイベントは、平塚青年会議所が主体となって行われている事業の一環。当日は大磯小学校の児童ら150人余りが参加し、職探しから給料を受け取るまでの流れを学んだ。
参加した児童たちは、同校4年生〜6年生の中から選抜された子どもリーダーの下、「働き手」と「買い手」に分かれて仮想の町を形成。会場の1つになった同校体育館内には「町役場」や「ハローワーク」「銀行」などのブースも設置され、児童たちは町民証や職業カードなどを発行された後に仕事を開始した。
会場内に設けられたブースは花屋や焼き鳥店、介護サービス、マッサージ、ネイルサロンなど様々。運動場には警察や消防などの体験ブースも用意された。
各ブースで仕事をすると、20分ごとに給料が発生。就業終了後、「働き手」の児童たちは『ぷち』を通貨単位とした給料の総額から税金10%が差し引かれた報酬を「銀行」で受け取っていた。『ぷち』通貨を手にした児童たちは、今度は「買い手」に。各ブースを回り、『ぷち』通貨を使っての消費活動も体験した。
同イベントの開催に当たっては、大磯町内ほかで実際に事業を営む店舗や団体等が協力。子どもリーダーを対象にした子ども会議は全3回開かれている。
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