星槎国際高校湘南(大磯町国府本郷)の女子サッカー部が関東予選を突破し、来年1月の「第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」への出場を決めた。同校の選手権出場は、2年連続2回目。
9月の県予選を2位で通過した同校は、10月24日〜11月1日の関東予選へ。16校中7位までに与えられる全国の切符を争った。
1回戦は日本航空高(山梨)と対戦。今年のインターハイ予選で敗れ、全国行きを阻まれた相手との再戦となった。「リベンジするため照準を合わせてきた」と主将の川倉愛梨さん(3年)が話すように、夏場の走り込みで体力と精神面を強化して臨んだ。試合は、こぼれ球をしっかりと拾って有利に進めた星槎がチャンスをものにし、2対0で完勝。悔しさを晴らした。
準々決勝の修徳高(東京)と、続く幕張総合高(千葉)にも敗れ、7位決定戦へ。全国への最後の1枠を賭け、宇都宮文星女子高(栃木)と戦った。試合は主導権を握った星槎が次々とゴールを決め、6対0と勝利。昨年に続いて、選手権への切符を手にした。副主将を務め、守備で貢献した大磯町国府新宿在住の百武初樹さん(2年)は、「伝統をつくっていきたいと思っていたので、ほっとした」と振り返った。
昨年の全国選手権はベスト16。川倉主将は「支えてもらった学校や地域の人々に感謝し、ベスト8以上を目指したい」と前を見据えた。選手権は1月3日(日)〜10日(日)の日程で、兵庫県で開催される。
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