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東海大学ラグビー部主将で、関東大学リーグ戦で優勝した 藤田 貴大さん 競技スポーツ学科4年 22歳

公開:2015年12月11日

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グラウンド駆ける青い闘志

 ○…「やっとプレッシャーから解放されました」と胸をなでおろす。11月22日に秩父宮ラグビー場で行われた関東大学リーグ最終戦。互いに全勝で迎えた流通経済大学との直接対決を38対31で制し、3年ぶり6回目の優勝を果たした。

 ○…人口3千人ほどの青森県蓬田村で育つ。実業団で現在も活躍する兄の影響で青森北高校進学後、ラグビーを始めた。ポジションはフランカー。スクラムから展開する攻撃では、誰よりも先に飛び出して相手を追いかけ、行く手を阻み、ボールを奪う。「僕は175センチで、このポジションにしては上背が足りない。中学生の頃とほとんど身長が変わらなかったのは予想外です」とため息をつくが、日ごろの練習で磨きをかけた持ち味の鋭いタックルで何度もチームを救ってきた。

 ○…「高校卒業後は地元で就職するつもりだった」とぽつり。高校3年生のとき、東海大の木村季由監督からスカウトの声がかかり、大学進学を決めた。当時「大学ではどのポジションでプレーしたらいいですか」と木村監督に尋ねると、返ってきた答えは「キャプテンだな」。その後、次期主将と紹介される場面もあり、「キャプテンを任されることは、なんとなくわかっていた。楽しみな気持ちもあった」と、総勢150人の大所帯を率いる大役にもひるまず、器の大きさをにじませる。

 ○…試合の前日は緊張でなかなか眠れない。「決勝の前日も30分おきに起きてしまって。高校のときは試合楽しみだな、くらいにしか思わなかったのに」と首をかしげる。大学2年生でAチームメンバー入りを果たし、皆が一同に狙う青いファーストジャージを着続けることの重みを、日々感じている。「失敗したらもう着ることはできないかもしれない。Aチームが身に着けるファーストジャージは特別なもの」。これまで築いてきた誇りを胸に、次のステージの大学選手権に向けて、青い闘志を燃やす。

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