記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月5日0:00更新
知足寺の吊るし雛展は、寺の厳粛な雰囲気と愛らしい人形の対比が面白かった。江戸時代、雛飾りを買えない家庭が愛娘の成長を願って縫ったものが由来とされ、子にまさる宝なしという親心を今に伝える風習だ。会場の飾りを見て、ふとわが身の成長を考える。タウンニュース社での仕事に就いて11年が経ち、この度大磯・二宮・中井編集室の編集長を務めることになった。読者に喜ばれる記事を書こうという駆け出し時代の矜持を思い返し、皆様に成長の証を届けようと意識高ぶる一年生、よろしくお願いします。