「第26回プリンスホテル料理コンクール」(2月8日、グランドプリンスホテル新高輪)で、大磯プリンスホテルに務める中野智樹さん(43)の考案メニューが中国料理部門グランプリを受賞した。
新商品の開発や調理スタッフの技術向上を目的に開催され、全国のプリンスホテルなどで調理業務にあたる330人が参加。西洋料理、日本料理、中国料理、製菓、製パン部門に分かれ、課題審査に臨んだ。
中国料理部門には55人がエントリーし、湯葉を使った一品料理という課題で競った。中野さんは、エビと湯葉のペーストにイカやカニなどの魚介を合わせ、生湯葉で包み蒸しにしたメーンディッシュを披露。ねぎだれとわさびソースで味をまとめた。しゃきしゃきとした歯ごたえを残した野菜を乾燥湯葉で巻いた前菜も用意し、「1つのプレートの中で異なる食感を楽しめるよう工夫しました」という。
中野さんは、2015年から同ホテルの中国料理李芳に在籍している。受賞を受け「今まで取り組んできたことの集大成を発揮することができて嬉しい」と話した。
グランプリメニューは、大磯プリンスホテルで6月30日(木)まで販売されている。全国のプリンスホテルでも4月8日(金)から取り扱う。1皿2人盛りで2500円。
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