町内にある街路照明灯と防犯灯のLED(発光ダイオード)化を進めていた二宮町は、1月31日に全灯の切り替えを完了した。2014年度に街路灯461灯、15年度は防犯灯2330灯をLEDに変更。この取り組みは各自治体で行われており、街路灯と防犯灯を合わせたLED化は県内市町村で同町が初めてとなる。
LEDは蛍光灯や水銀灯に比べて長寿命で消費電力が少ないのが特徴。二酸化炭素の排出量を減らせることで地球温暖化防止にも役立つ。町防災安全課によると、電気代の削減効果は街路灯で約75%、防犯灯で約65%、年間計490万円程度を見込めるという。
LED化には、民間事業者と10年間のリース契約を結び、維持管理を委託するESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業を導入した。ランニングコストを抑え、削減した電気代で経費を賄う。
町では、経年劣化による腐食や台風などでの倒壊を防ぐために、老朽化していた防犯灯支柱を同時に更新。電柱に照明器具を共架するタイプへの改修も行った。
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