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大磯町在住石野さん 小さなバイリンガル 全国へ 英語スペリング大会出場

文化

公開:2016年3月18日

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校内優勝の盾を持つ石野さん
校内優勝の盾を持つ石野さん

 小中学生が英単語の正しいつづり方を競うスペリングコンテスト「The Japan Times Bee」(3月19日(土)/ジャパンタイムズニフコホール)に、大磯町国府本郷在住の石野文菜(あやな)さん(10)が出場を決めた。全国40校から選ばれた生徒代表の一人として、優勝者に出場権が与えられる全米決勝大会を目指す。

 スペリングコンテストは、出題される英単語のスペルを一文字ずつ正確に発声し、最後まで間違えずに答え続ける競技。アメリカでは、全米大会がテレビで生中継されるほどの人気があるという。

 石野さんは、英語教育に力を入れる加藤学園暁秀初等学校(静岡県沼津市)の4年生。昨年、学校行事の一つとして行われているスペリングコンテストの校内選考に初めて臨んだが、「どういうルールかもよく知らないまま負けてしまった」という。今年は英語力に磨きをかけ、選考を勝ち抜いて生徒代表の座をつかんだ。

 大会では、発音からスペルを導き出すことが難しい複雑な単語も出題されるため、英単語の成り立ちや意味まで幅広い理解力が求められる。学校の単語テストではトップの成績をおさめているという石野さんは、「大会で勝つためにはまだまだ足りません」と気を引き締める。インターナショナルスクールなどに通う小学3年生〜中学2年生の生徒が出場することから「上級生と対戦することもあるので、落ち着いて戦いたい」とも。

 学校がある沼津市まで通う電車移動の時間は、石野さんにとって貴重な練習時間だ。「勝ち抜きなので、間違えたらおしまい。電子辞書や携帯プレーヤーで、通学中に単語を聴きながら覚えています」。学校からの帰宅時に新幹線を利用した際、駅で迷っていた外国人観光客の姿を見かねて英語で声をかけたこともあるといい、英会話がすっかり日常生活に溶け込んでいる様子だ。

 英語で人と話すのが好きという特技を生かし、将来はバイリンガルなアナウンサーを夢見ている石野さん。自身の英語力を試す全国大会を前に、「緊張するけど、大丈夫と言い聞かせて頑張ります」と抱負を語った。

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