二宮高校ソフトテニス部の秋本愛海さん(1年)と古正唯真さん(3年)のペアが、6月3日から5日まで千葉県で開催される関東大会に出場する。
県大会を兼ねた関東高等学校ソフトテニス大会県予選会が4月にあり、同ペアは苦しいゲーム展開になるも、持ち前の勝負強さを発揮。3月の全国大会で16強入りした川崎橘のペアなどを退けた。ベスト16の好成績を収め、同部初となる関東大会出場を決めた。
主将の古正さんは「技術の部分で強い相手に向かっていった。前に出てボレーなどで勝負する、自分のテニスができた」と振り返る。顧問の今井祐太教諭からメンタル面の調整について書いた冊子をもらい、大会前に読み込んだことが役に立ったそうだ。秋本さんは「部員みんなの応援や周りのサポートのおかげ」と話す。
同部は創部3年目。今井教諭が部員集めから始めた。当時1年生の古正さん1人だけだった部員は、現在11人。関東大会出場を目標に掲げ、練習に励んできた。大磯国府中学時代は県大会の出場経験もなかったという古正さんだが、「関東出場は高校での努力でつかみ取った結果」と今井教諭。ルーキー・秋本さんの活躍にも期待する。
試合が劣勢になってもコート内外の全員で声を出し、最後まで挑む雰囲気を作るのが、同部のスタイル。「関東大会でも自分たちのテニスをしたい」と次の目標を見据える。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|