二宮中学校と二宮西中学校の文化祭が15日に行われ、両校伝統のステンドグラスが展示された。
ステンドグラス制作は20年以上前に二宮中学校で始まったもので、後に同校から異動した教師が二宮西中学校でも取り組みを広めた。クラスごとに大型作品を作る二宮中学校に対し、二宮西中学校では各クラスが教室の窓に収まるサイズで複数の作品を制作している。
ラシャ紙と呼ばれる黒い紙を下絵に合わせて切り抜き、裏側から赤や青、黄、白のビニール袋を根気よく張り合わせて絵を作り上げていく。二宮西中学校では「天界と魔界」「ギリシャ神」「ミステリーワールド」など、多彩なテーマの作品を教室の窓に展示。今年の卒業生で高校1年の女子生徒は「当時は下絵を担当した。自分たちが作ったときの思い出がよみがえり懐かしい」と、後輩の作品をしげしげと眺めていた。
二宮中学校でも巨大なステンドグラスをはじめ、折鶴やペンキの手形を使った独創的な展示作品が教室に飾られ、来場者の目を楽しませた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|