大磯町高麗の高来神社で12日と13日、大磯芸術祭実行委員会が主催する竹あかりイベントが開かれた。来場者は、参道に並んだ竹から漏れる幻想的な光に誘われるように本殿を目指し、境内に響く音楽演奏や鉄彫刻の観賞などを楽しんだ。
日没が迫る午後4時30分ごろからキャンドルの点灯作業を開始。竹にあけられた大小様々な穴から光が漏れて模様が浮かび上がると、来場者から「きれい」という声や歓声が上がった。夫婦で観覧に訪れた60代の女性は「優しい光がとても素敵ですね」と作品を眺めていた。
初日はギタリストの笹久保伸さんが、アンデス地方に伝わる民族楽器「サンポーニャ」の奏者とともに南米音楽などを披露。竹あかりに照らされた神社が、異国の雰囲気に包まれた。
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