野党統一候補を模索 市民の会が神奈川15区で
衆院選小選挙区の神奈川第15区で、野党共闘に向けた統一候補の擁立を目指すとして、市民団体「いちご市民の会」が12月9日、候補者を公募すると発表した。
同会は11月、安全保障関連法に反対する2市2町の市民約40人で設立。「いちご」の名は選挙区の15にちなんだ。安保関連法の廃止をはじめ、格差・貧困の解消、脱原発、沖縄県の米軍新基地建設中止などを政策に掲げ、民進党、共産党、自由党、社民党の野党4党に賛同を呼び掛けている。
今後は次期衆院選に対応できるよう、12月25日までに野党4党の公認・推薦内定者や無所属の自薦・他薦の市民から候補者を募集し、推薦候補の選考を目指したいとしている。
同会事務局の山本光和さん(茅ヶ崎市在住)は「野党4党がばらばらでは選挙に勝てない。市民の手で納得する候補を選びたい」と話している。同会の共同代表は、朝尾幸次郎氏(平塚市)、鈴木毅氏(茅ヶ崎市)、石黒幸久氏(大磯町)、小笠原陶子氏(二宮町)。
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