祖父母が育児に関わることのメリットを考え、孫との交流の仕方などを学ぶ講演会「今期待される『孫育て』」が、4日に二宮町のラディアンで開かれた。NPO法人ファザーリング・ジャパン理事で、祖父母の孫育てについて各地で講演を行う村上誠さんが講師を務めた。
村上さんは、時代とともに子育ての常識が変化するなかで、無理解や思い込みによって育児の世代間ギャップに悩む高齢者は多いと指摘。一方で、古くから祖父母は孫の面倒を見ながら成長を支えてきたという考えを基に、人生経験豊富な世代の育児参画が、子どもの社会性を養うことや多様な体験などにつながると説明した。
3人の孫がいる70代男性は「程よい距離感を保ちながら、子どもの子育てを支えていきたい」と話していた。
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