高齢者に交通安全や振り込め詐欺防止の意識を高めてもらおうと、二宮町のラディアンで「おじいちゃん・おばあちゃん大学」が13日に開かれた。奉仕団体の二宮ライオンズクラブ(善波宣雄会長)が発足時から実施し、今年で49回目。
講話を行った大磯警察署の磯野正彦署長は、今年発生した交通事故件数が昨年比で約4割少ない42件にとどまる一方、高齢者や自転車が関連した事故が6割を占めることなどを説明。町内で起きた交通死亡事故の事例などを挙げ、交通ルールの順守を訴えた。
歩行中の高齢者が事故に巻き込まれる被害を減らそうと、参加者には鞄などにぶら下げてドライバーに存在を知らせる反射材が配られ、磯野署長は「夕方以降に外を歩く方は、反射材を身に着けて明るい色の服装を選んでほしい」と呼びかけた。
参加者は、県警と県エアロビック連盟が考えた高齢者向けの体操「トラビック」も体験。童謡「春がきた」に合わせ、腿や腰を叩いたり腕を伸ばしたりして体をほぐした。
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